新高3に春までにやって欲しいこと

· 塾長の指導観・雑感,英語勉強法

宇都宮英語専門 進学塾EX 塾長のブログ

国公立前期試験まであと数日となりました。当塾の高3も明日が最終授業になります。

ここまできたら、腹をくくるしかありません。

自分のやってきたことを信じて本番当日を迎えて欲しいと思います。

また、多くの高2生が先週定期テストを終えました。ここから新年度までは入試休みがある等、受験勉強を始めるのに絶好の機会です。

ぜひ今週からとりかかってください。

新高3生に春までに終わらせて欲しいこと、まず一つ目は単語の暗記です。上位大学を目指している諸君は、学校配布の単語帳の意味が9割以上言えることが最低ラインだと思ってください。

また旧帝や早慶などの最難関大学を目指している場合、学校配布の単語帳で不十分な場合があります。単語帳を追加する必要も考えると、春休みまでが1冊目の単語暗記のタイムリミットです。

2つめは基本文法の習得です。

共通テストになり文法が正面から聞かれるとことがなくなりましたが、基本文法がわからなければ一文を精読できません。精読できなければ、多読しても不正確なまま読むことになります。

国公立志望者は、マニアックな文法問題まで仕上げる必要はありませんが、基本文法の習得は春休みまでの必須事項です。

3つめは英文解釈の基礎です。

近年の大学入試は昔に比べて複雑怪奇な英文の和訳を出題しなくなりましたが、難関大では英文解釈の技術が身についていないと和訳問題ができません。

主語・動詞を一瞬で把握できるようにする。多少複雑な修飾関係を見抜くことができる。倒置が使われている場合も、見た瞬間に倒置だと判断できるようになる等、基本的な英文解釈の技術は春休みまでに身につけるようにしてください。