大量にやってるか

· 塾長の指導観・雑感

宇都宮英語専門進学塾EX 塾長のブログ

成績が上がらない原因はなんでしょうか。これを読んでるみなさんは、当然答えは分かっていると思います。

単に「勉強量が少ない」です。

成績が上がらない場合、まず疑うのはこの点です。

苦手な科目ならなおさらです。大量の勉強時間を費やさなければなりません。

ちょろっと勉強したぐらいで成績が上がるなら、そもそも苦手科目になっていないはずです。

解く問題の量、覚える時間、定着させるための時間。

よほどの天才でない限り、勉強時間はどうやったって必要なのです。


たとえば、冬休みに

・1冊だけ1回問題集をやった生徒と、

・3冊やって苦手なところを3回繰り返した生徒

どちらができるようになるかは明らかです。

確かに英語の場合、しっかり文法や構文を理解した上でアウトプットしているのか、きちんとした理解なく何となく問題だけやっているのかによって定着度合いは異なります。

ただ、理解を血肉化するためにはやっぱり繰り返すことが必要です。

曜日の前にはon を付ける→「日曜日に」はon Sundayと表す

これは文法であり、理解です。

これを聞いて理解し、二度と忘れない生徒は別に何度も繰り返す必要はないでしょうが、そういう生徒は少数です。

何回もon Sunday と音読する。on Sunday と答えさせる問題を大量に解く

こういうことを通じて、理解が定着していくわけです。

特に新高3生、新中3生は正念場です。英語を圧倒的に得意にすることが、どれだけ受験に有効かを考える必要があります。

大学受験で文系は英語の配点が高い大学が多数。理系も高3は数学・理科にエネルギーをかけたいので英語を得意にしておくことが必須。

高校受験では宇短附を始め、英検準2級をもっているだけで20点も素点にプラスしてくれます。英語が得意であれば本当に有利です。


進級する前のこの2ヶ月間、覚悟を決めて取り組んでいってほしいです。