プロの手助けを得る

· 塾長の指導観・雑感

宇都宮英語専門進学塾EX 塾長のブログ

英語は、当然独学でも勉強はできます。

ただ、

・一度わけがわからなくなった生徒

・英作文の添削など、個別に洗練された指導が必要な生徒

にとっては一人での勉強を推奨できません。

当塾に入ってくる生徒によく聞きます。

「英語が苦手だったら今までどんな風に英語を勉強してたの?」

ほぼ100%近い生徒が、「単語とか覚えたり、問題を解いたりしてました」と答えます。

では、どうやって単語を覚えてたのか、問題をどう解いていたのか、さらに質問していくと途端に怪しくなります。

「テスト前に単語帳を赤シートで覚えたり、覚えていない単語をひたすら書くとかやってました」

「その覚えたつもりの単語、発音できる? さっき練習していたこの単語発音してみて?」

「いや、よくわかりません・・・」

文法の質問も同じです。

「時や条件を表す副詞節は未来のことでも現在形って書いてあるけど、そもそも副詞節って何?」

「・・・」

「では節って何?」

「・・・」

決して責めているわけではないのですが、そうなんです。

こういうことを意識することは独学では難しいのです。

何よりも独学だと難しいのが、どこがわかっていないか、どこに問題点があるのか気づきにくいという点です。

単語の覚え方の本を読めばいい、文法の解説がわかりやすい参考書を使えばいいのでしょうか。

残念ながら、不十分です。節とは何か、ほとんどの参考書に載っていますが、「副詞節」という言葉が出てくるすべてのページに節とは何かなんて当然書いてありません。

もちろん、調べられる子はいますが、調べるためには参考書のどこに何が書いてあるか把握できているケースが多いです。

そして英語が得意でなければその作業を一人で行うことは相当厳しいです。

結局「よく分からないから、もういいや」となってしまいます。

だからプロ講師が指導する塾に通って、継続的に問題を進めていく必要があります。

何が適切で何が悪いかのを教えてくれる先生が必要だということです。

餅は餅屋という言葉もありますが、プロの力を借りた方が手っ取り早いことが多いです。