正解の必然性

· 塾長の指導観・雑感

宇都宮英語専門進学塾EX 塾長のブログ

高校生は最初の定期テストが終わって結果が返されている頃です。新高1生のみなさんは、どうだったでしょうか。「思ったより取れた」はたまた、「全然取れなかった」

様々な思いがあると思います。

テストの正解には必然性が求められます。

必然性とは何でしょう。

必然の反対は偶然。すなわち必然であるとは、少なくとも「感覚」や「何となく」という勘に頼って偶然正解するのではなく、正解の根拠をはっきり述べることができるか、ということです。

学校でテストが終わったあと、どのように活用しているでしょうか?

やるべきことは2つです。

一つは、「間違った問題の分析」

これはやって当たり前です。

なぜ間違えたのか考え、解き直す。解法を覚え直したり、暗記し直したりする。

そして、解き直しにとどまらず、テスト前の勉強で何が足りなかったから解けなかったのか、次にどう活かすのか。

そこまで分析してください。

逆に言うとそこまでできている生徒は少ないので、できると飛躍的に実力が伸びます。

もう一つが、「正解だった問題の分析」です。

これは意外とやっていない生徒も多いのではないでしょうか。

正解していれば「良かった」で終わらせていませんか。

せっかく受けたテストです。必ず有効活用してください。

正解だった問題に対しても誤答の問題と同様にアプローチします。

 

すなわち、根拠をもって答えられたか、何となく正解していないか、という点を検証するのです。

高校生は1学期の中間テストが終わって、1学期の期末テストまでの間隔が相当短いです。

今回のテストの反省をきちんとしないと、次の期末テストも今回の二の舞になってしまいます。

 

即、テストをやり直し、次につなげるようにしましょう。