学習するための力

· 塾長の指導観・雑感

宇都宮英語専門進学塾EX 塾長のブログ

老子の格言で、『授人以魚 不如授人以漁』という言葉があります。

「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」

人にものごとを教えるときの基本だと思います。当塾でも指導知るときに常に意識していることです。

受験に対しても同様のことが言えます。

受験が人生の最終目標ではありません。

高校受験・大学受験・大学に入ってからの勉強・社会人になってからの勉強。

学ぶことはずっと続きます。

人生100年時代になってきており、技術革新のスピードが極めて早い現代においては、むしろ社会人になってからの方が学ばなければいけないことはたくさんあることでしょう。

単に知識を詰め込むだけではいつまでたっても学ぶ力というのはつきません。

学び取り方を覚えて、しかも、様々に試行錯誤をしながら、自分のモノにしなければなりません。

自分のモノになれば、いつかどこかの場面で応用ができるようになるはずです。

子どもはいつかは保護者の元を離れて、自分で生きていかなくてはなりません。

 

時には苦しむことになるかもしれません。ですが、学び取る力がつけばそれは一生の宝となるのです。