進学校に合格したのに・・・

· 塾長の指導観・雑感

宇都宮英語専門進学塾EX 塾長のブログ

宇高・宇女・中央・宇東・宇北など、いわゆる進学校に合格・進学したものの、入学後の成績が振るわない高校生たちを見ると、私の高校生時代を思い出します。

私自身も高校生の時部活を言い訳にし、毎日の予習復習にほとんど手が回らず、結果何となくダラダラ高校生活を過ごすことになっていました。

当然現役で受けた大学どこも受からず、浪人生活が待っていたわけです。

やれば出来るのにやらない、または、やってはいるのだが結果が伴わない。

その原因はいくつか考えられます。

・大手塾にすべてお膳立てしてもらい高校に受かってしまった場合

私も埼玉の大手塾に通い、埼玉県立浦和高校に合格したのですが、今振り返るとはっきり言って塾のおかげで合格できたと思います。何をすべきか明確に提示され、そこに乗っかっていったら合格してしまったという感じです。

自分でしっかり考えて、弱点を克服するというプロセスを経ていませんので、本当の学習力は付いていませんでした。

自分でしっかり考えて勉強しないと受からないという大学受験の本質を知らなかったのです。

・進学校に合格すればそこそこの大学に行けるだろうという驕り

自分の力だけで高校に合格できたわけではないのに謎に勘違いしてしまい、自分はできるんだという驕りの気持ちを持ってしまう場合、無駄なプライドが邪魔をして伸びません。

私はまさにこの驕った気持ちを持ってしまっていました。

・部活を言い訳にしてやるべきことをやらない

私と同じ部活に所属していた同級生が最後まで部活をやり、かつ現役で東大・京大に合格していた状況からすると、彼らは部活が忙しくてもやるべきことをやっていた。私は疲れ切って、すぐに寝てしまっていた。徹底的に甘かったと言わざるをえません。

進学校に言っているのに成績が上がらない生徒の場合、私のようにならないように、まず必要なのが意識改革です。

まずは勉強を自発的にするようになること。

そして、本当の意味で学力が向上し、やれば出来るという自信が持てるくらいの結果出せるにようなること。

ともに時間はかかります。

ただ、彼らは進学校に合格できているという時点で、やれば出来ることを証明しています。

意識さえ改革できれば自ずと勉学に気持ちが向かい成績が上がっていくのです。