難関大学を目指す前提

· 英語勉強法,塾長の指導観・雑感

宇都宮英語専門進学塾EX 塾長のブログ

高校生の年度最初の中間テストが終わり、結果が返されています。

進学校の生徒(宇都宮高、宇都宮女子高、宇都宮中央高、宇都宮東高、宇都宮北高、石橋高、作新英進部、宇短附等)にはよく言う話ですが、高3の時に英語にたくさんの時間を使う余裕はないということです。

理系の場合、高3の勉強は数Ⅲの終わっていない所・理科2科目を夏までに基礎固めしなければなりません。夏以降は共通テスト対策、2次試験対策、私立対策に時間をかける必要があるからです。

そして、数Ⅲ、理科2科目は相当分量があります。

その時になって英語の単語を覚えていない、英熟語も覚えていない、英文法もなんとなくしかわからない。英語構文も複雑になると取れない。

その状況で、英数理を受験で戦えるレベルまでもっていくのは相当きついです。

一方文系の場合、英語が得意であることが難関大学挑戦の大前提です。高3になったら基礎固めが終わっているのは当たり前で、英作文対策・リスニング対策・長文対策・人によっては英検準1級対策など、応用力を徹底的に磨いていく必要があります。

また、高3になる時点で日本史または世界史の通史が終わっていない生徒が大半です。これも夏休みまでに基礎事項の暗記が終わっていないと、かなり大変です。

このように考えれば、英語の基礎を遅くとも高2までに固めておく必要があります。

高2だけど、思うように点が取れない。

高1で中学の時にそこそこ英語が取れていたけど、高校で取れなくなってしまった。

このような状況の場合、なるべく早く手を打つ必要があります。