習慣化こそが生命線

· 塾長の指導観・雑感

宇都宮英語専門進学塾EX 塾長のブログ

「もっと一生懸命勉強しなきゃ」「気合いが足りない」など、ご家庭でお子さんに向けて叱咤激励する機会があると思います。

ただ、「一生懸命」とか「気合い」という言葉は極めて抽象的です。

具体的に何の教材を、何時間、どのような方法で学習するのか。わからなければ具体的に動けません。

特に小中学生にとっては、勉強とは何ぞや、ということ自体わかってない場合も多いので、明確な指示が必要です。

できるだけ明確な学習方法を提示して、しっかりと成果を出していくことが必要ということです。

ただ、明確な学習方法を提示しても、本人にやる気がなければどうしようもありません。

よく、本人にやる気がないんですが、どうすればいいのでしょうか、という質問を受けます。

結論は「習慣化」です。

いつ、どこで勉強を始めるか。日常の中でルーティン化するわけです。

決めたらそれを守るだけ。面倒くさいなと思う前に取り組む。

それがポイントです。

色々考えるよりまずは始める。やる気があってもなくても始める。

やる気がなくても、一度始めるとやる気は、徐々に出てくることは、行動心理学で明らかになっています。

したがって、どういう状況であろうと決まったルールを守るということが必要です。

特に、自主学習ノートにやる漢字練習・単語練習・計算練習などの基礎学習はルーティン化すべきです。

そして、まずは1週間続けてみる。それができたら1か月続けてみる。そうすると、ほとんどの場合習慣化、ルーティン化できるようになります。

もうすぐ新年度が始まりますが、新年度こそルーティンを作り上げる計画を立て、着実に実行できるようにしてみてください。